第二波 2020 4 11

 私は、新型コロナウイルスの日本への流入は、こう考えています。
2020年1月下旬に「春節」で中国から大勢の観光客がやってきました。
この時、新型コロナウイルスも大挙してやってきたのです。
これが「第一波」だったのですが、日本人は、なんとか持ちこたえました。
 日本では、3月下旬になって急激に感染者が増えていますが、
中国からウイルスがやってきたのは、1月下旬であり、
タイムラグが2か月もあり、これをどう考えるか。
 次は、3月に欧州経由で新型コロナウイルスがやってきたのかもしれません。
こちらが「第二波」となったかもしれませんが、ウイルスが変異していましたので、
さすがの日本人も厳しい状況になったかと思いますが、
一定範囲の日本人は第一波で「免疫を獲得した?」ので、
こちらも持ちこたえているでしょう。
 もし、そのように推定するならば、
1月下旬は、中国全土から入国禁止、
3月は、欧州から入国禁止をすれば、
日本の水際作戦は成功したのかもしれません。
 しかし、私は、別の考えを持っています。
新型コロナウイルスは、人類が免疫を獲得しない限り終わらない。
人類の歴史とは、未知のウイルスとの戦いだった。
 もちろん、国民が一挙に免疫を獲得しようとすると、
急激に感染者が増えて、医療が崩壊してしまいます。
 このような事態を防ぐためには、
国民が徐々に免疫を獲得する必要があります。
そのために政府の非常事態宣言があったのではないか。
 欧米からは、「日本の非常事態宣言による規制は緩い」と批判されていますが、
そもそも、日本と欧米では、目的が違うのです。
 さて、都市閉鎖によって感染を防いでも、
都市閉鎖を解除したところで、
また「第二波」がやってくる可能性があります。
 日本では、1月下旬に第一波、3月に第二波と、
二段階の「ウイルス攻撃」を受けている可能性があります。
 しかし、もう一度書きますが、
新型コロナウイルスは、人類が免疫を獲得しない限り終わらない。
人類の歴史とは、未知のウイルスとの戦いだった。
 2020年4月9日の産経新聞電子版には、このような記事があります。
「新型コロナ、NYのウイルスは、中国ではなく欧州由来か 研究チーム」
 新型コロナウイルスの感染が爆発的に広がっているニューヨーク市で、
ウイルスは、アジアではなく、
主に欧州の旅行者によって持ち込まれた可能性が高いことが、
ニューヨーク大学などの遺伝子研究チームの報告で分かった。
アメリカの主要メディアが8日、報じた。
 トランプ政権は、1月31日に中国からの入国制限措置を発表。
大半の欧州諸国からの入国制限を表明したのは3月11日で、
こうした措置は手遅れだった可能性が出てきている。
(引用、以上)






































































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